ノートパソコンを買うとき、見られること
3Mのエム
1. はじめに
1) テーマ
目的にあったノートパソコンの選び方
2) 発表の目的
ノートパソコンを買うときスペックと仕事に使う機能に合わせて、お金を無駄に使わないようにパソコンを選んだ方がいいことを明らかにする。
3) 発表の背景
一般にノートパソコンを買うときスペックが高いものを買いたいと思う人が少なくない。このようなノートパソコンは値段が高い。しかし、一般の人々はそのノートパソコンの機能をあまり使わずに無駄になってしまう。
2. 知っておくべきパソコンパーツの名称と役割
パソコンを買うとき、少なくとも、これらのパーツのことを知っておくことが必要である。
1) CPU
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CPU→情報処理を行う。
例=人間の脳が手足を動かす。
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コア→計算処理を行う箇所。
複数の作業を同時に行う力を現す。
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コアの道さクロック数 →どれだけ計算できるかを現す。
→高いと性能が高い。
2) メモリー
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一般的にメモリーといえばRAMのこと。
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アプリやシステムの動作に必要なファイルを一時的に保存するためのパーツ。
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例→作業台の上が広ければ広いほど作業はしやすく捗る。
3) ストレージ
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データを保管する場所のこと。
3. 使用目的に合わせた部品の種類
1) CPU
a) CPUの種類
表1 一般的なCPUの種類とスペック
スペック |
メーカー |
CPU名 |
ハイエンド (文書作成、ネット閲覧、動画視聴、ゲーム、動画編集、動画配信) |
Intel |
Core i9 |
Core i7 |
||
AMD |
Ryzen 9 |
|
Ryzen 7 |
||
ミドルエンド (文書作成、ネット閲覧、動画視聴、ゲーム) |
Intel |
Core i5 |
Core i3 |
||
AMD |
Ryzen 5 |
|
Ryzen 3 |
||
ローエンド (文書作成、ネット閲覧) |
Intel |
Pentium |
Celeron |
||
AMD |
Athlon |
|
A12 |
||
A10 |
三つに分けられるスペックには、次のような人に向いてる。
a. ハイエンド、高画質のオンラインゲームや、かなり重い処理が必要なプログラム向け。
b. ミドルエンド、重い動画や画像の編集や、重いプログラムなども問題なくこなす。また、動画閲覧やエクセルの作業なども問題ない。価格と性能のバランスが取れており、パソコンで色々やるかも、という人に向けている。
c. ローエンド、インターネットで動画を見るくらいしか使わない、という場合には、コストパフォーマンスが最も優れている。
CPUのメーカーには動画や画像の編集作業やパソコンの3Dゲームはあまりやらないが日常的によくパソコンを使う人ならばCore iシリーズのプロセッサーが良い。
b) CPUの価格
代表としてIntelのCPUの価格を表2に示している。
表2 IntelのCPUの種類と価格
CPU |
価格帯・性能 |
Celeron |
価格:安い(4,000円~7,000円) |
コア数:2 |
|
クロック周波数:低い(3.2GHz) |
|
Pentiu¥m |
価格:安め(7,000円~10,000円) |
コア数:2 |
|
クロック周波数:低め(2.6~3.7GHz) |
|
Core i3 |
価格:安め(8,000円~20,000円) |
コア数:2 |
|
クロック周波数:中(3.1~4.2GHz) |
|
Core i5 |
価格:中(10,000円~30,000円) |
コア数:4~6 |
|
クロック周波数:高い(2.4~3.8GHz) |
|
Core i7 |
価格:上位(30,000円~70,000円) |
コア数:4~8 |
|
クロック周波数:非常に高い(3.0~4.2GHz) |
|
Core i9 |
価格:最上位(50,000円~300,000円) |
コア数:6~18 |
|
クロック周波数:非常に高い(2.1~5GHz) |
2) メモリー
表3 メモリーのスペックと使用目的
スペック |
使用目的 |
4GB |
Webの閲覧、文書作成、写真の閲覧など、比較的負荷が小さい作業向け |
8GB |
動画や高画質な写真の編集のほか、複数のソフトを同時に起動する必要がある作業向け |
16GB |
ハイビジョンや4K動画の編集など、容量の大きいファイルを扱う作業向け |
必要なメモリーの容量は、パソコンで行う作業によって異なる。ワードプロセッサー、Web閲覧など比較的負荷が小さい作業が中心なら4GB、動画や画像編集も行うなら8GB、映像製作などを行う高性能パソコンなら16GB以上が好ましい。
3) ストレージ
a. ストレージの容量
表4 ファイルのサイズ
ファイル |
量 |
|
動画 |
4K |
2時間 |
FullHD |
8時間 |
|
地デジ録画 |
12時間 |
|
高画質な写真 |
2万枚 |
|
曲 |
2万曲 |
|
大型3Dゲーム |
2本 |
図4を参考すると必要なストレージの容量はどれくらいいいのか、次のように推薦する。
ü OS自体や初期アプリのスペースは128GBので,動画もゲームもほとんどしない256GBである。
ü ゲームをしたり動画を見たりする人は512GBである。
ü 動画を多く保存する人1TBである。
ü 動画の撮影が趣味で高画質で多くの撮影がしたい、テレビの録画を増やしていきたい人は先に4TBから増えていくことを推薦する。
b. ストレージの種類
図1 ストレージの価格と速度の関係図
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一般的に、HDDとSSD、二つの種類をよく発売される
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HDDの価格は安いが処理の速度は遅い。
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SSDの価格は高いが処理の速度は速い。
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SSDの故障率が低いためSSDの方が優れている
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c) ストレージの価格
表4 各ストレージの容量と価格
SSD HDD
容量 |
価格帯 |
容量 |
価格帯 |
|
128GB |
9.000-12.000円 |
1TB |
7.000-11.000円 |
|
256GB |
15.000-23.000円 |
2TB |
8.000-12.000円 |
|
512GB |
30.000-50.000円 |
3TB |
11.000-15.000円 |
図1と表4を参考するとHDDよりSSDの方が価格が高いとわかる。しかし、HDDに比べてSSDの方が処理速度がはやいので、使用目的に合わせるのも大切である。
SSDとHDDを組み合わせて利用も可能である。この場合はアプリケーションをSSDへ、ファイルや動画などをHDDへ保存することを推薦する。
4. おわりに
基本的なパソコンのパーツはCPU・メモリー・ストレージだ。また、それらの中に種類もたくさんあり種類によって性能と価格も異なるため使用目的に合わせると出された金額が無駄にならない。
5. 参考
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